GUGENKAブログ

フロントエンド周りの話メインです

photoshopでアクセシビリティーチェック

Pixel Perfect Precision
adobeがこんなphotshopのガイドラインを出した。

このpdfの70pにアクセシビリティーテストの項目がある。
こんな機能がいつ追加されたのかもしらなかった。
表示→校正設定のサブメニューの末尾に
2種類の色盲のテストがついていた!

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左が指定色、右が同じ色をD型色覚の人が見た時の色彩。
f:id:behomazn:20140308161339j:plain

このようなアクセシビリティーチェックツールは
長い間富士通のHPでダウンロードできたが
今は総務省からダウンロードできる。
富士通アクセシビリティ・アシスタンス : 富士通

ページに組み立てからでは修正に手間がかかるから
画像を作る段階で調整できるのは望ましい事だ。

だけどこれがphotoshopの必要条件になるとは考えにくい。

72pで「本音はここですよ!」というのをぶっちゃけてる。
以下引用

「デザインの法則について、多くのことをカバーできたので、そろそろ詳
細の話を始めよう。Photoshopの代わりとなるもの(安いアプリや
コードでのデザインなど)の噂はいろいろあったけれど、
Photoshopは未だに
ustwo™そして業界全体の日常的なツールなので、
これの使い方を知っていることは必要不可欠だ。

次のセクションでは、ustwo™で
使っているプロセスやテクニックを共有する。」


ほぉ(´・ω・`)


そしてこう続きます。以下引用

PhotoshopMac OS X間での嫌な色の変化
を避けるために、しっかりとした色の設定を
しておこう。」


もちろんそこもある!Macでみると確かに色がくすんで気持ちの悪い色になる。
だからMacユーザーはadobeを使わなくなってるんじゃない。
もっと本質を見よう!

そして、79pでシェイプレイヤーの使用を薦めている。

f:id:behomazn:20140308164238j:plain
ビットマップで作ると加工を加えるたびに劣化する。
そのためにレイヤースタイルで変化させたり
スマートオブジェクトに変換もあるんだけど、
それだとファイルサイズがすごい事になる。
なんで、シェイプレイヤー使ってねって事なんだけど、
グラフィックを制作するツールはイラレと決まっていた。
なので旧来のグラフィックデザイナーは
イラレで作った物をビットマップ化してフォトショに読み込んでいた。
それをしないで、直接フォトショで作ってねって事でしょ?

という事で、このpdfを読んで
イラレはもういらないけど
フォトショだけは買ってね
って事は分かった!